【完全解説】キャリアオーナーシップとは? ~変化の時代に強くなる!~

こんにちは。矢島です。

突然ですが、「キャリアオーナーシップ」という言葉を聞いたことありますか?
最近、国も推奨しているこの概念。

実は、私もなんとなく理解してはいると思ってるものの、
「具体的にどういうこと?」
と問われると言語化できずもやもやしていたので、キャリアオーナーシップに関するセミナーに参加してみました。

そしたら、講師の方の説明が非常にわかりやすかったので、その内容をここでまとめてみたいと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください。

キャリアとは、単に仕事の経歴を指すだけでなく、人生全体のストーリーを形成するものです。

人が人生の中で経験する仕事や学び、スキルの習得、人間関係、価値観の変化など、あらゆる経験がキャリアを形作っています。

キャリアは、個人が自己実現や価値創造を追求するための旅ともいえます。

例えば、一つの企業で長く働く人でも、キャリアはその期間の経験や成長、築いた人脈や乗り越えた課題で構成されます。

また、キャリアは自分自身でデザインし、日々の選択と行動を通じて築いていくものです。

どのような仕事に就くか、何を学び、どのように成長するかなど、人生の中で行う様々な選択がキャリアを豊かにしていくのです。

キャリアの概念は時代とともに大きく変化してきました。
ここでは、その変遷を振り返ります。

1950年代〜1990年代『終身雇用と年功序列の時代

この時代、日本では終身雇用と年功序列が一般的でした。
企業に一度入社すれば定年まで雇用が保証され、勤続年数に応じて給与や地位が上がるという安定的な仕組みが主流でした。
キャリアは「企業に忠誠を尽くす」こととされ、転職はネガティブに捉えられることが多かったのです。
個人のキャリアは企業によって管理され、自己実現よりも組織の利益が優先されていました。

1990年代〜2000年代『能力主義と成果主義の時代

1990年代に入り、日本経済のバブル崩壊をきっかけに、企業の経営環境は大きく変わりました。
終身雇用や年功序列が次第に崩れ、「能力主義」と「成果主義」がキャリア形成の主流となっていきます。
個人のスキルや成果に基づいて評価や報酬が決定されるため、従業員は自らの能力を高め、積極的にキャリアを切り拓く姿勢が求められるようになりました。
この時期には、転職も一般化し、個人が自分のキャリアに責任を持ち始める時代の到来です。

2010年代〜2020年代『多様な働き方の時代

ITの発展やグローバル化により、2010年代からはキャリアの在り方が一層多様化しました。
フリーランス、起業、副業、リモートワークなど、企業に属さなくても働ける選択肢が広がり、個人が自分らしいキャリアを追求できる時代となりました。
また、企業内でも「働き方改革」が進み、フレックスタイムやリモートワークなどの柔軟な働き方が導入されました。

この時代において、キャリアは「一つの企業で働く」ことに留まらず、自分のスキルや価値観に基づいて自由に選択できるものへと変わりました。
このような変化の中で、キャリアオーナーシップの重要性がさらに高まっています。

このように時代によってキャリアの捉え方や形成方法が大きく変化してきました。
これを表にまとめると以下のようになります。

時代主なキャリアの特徴キャリアに対する考え方
1950年代
〜1990年代
終身雇用と年功序列が主流。
企業がキャリアを管理し、安定が重視される時代
企業への忠誠が重視され、自己実現よりも組織への貢献が優先される。
1990年代
〜2000年代
能力主義・成果主義が導入され、個人のスキルや成果に基づく評価が増える。
転職が一般化
個人が自らキャリアを切り拓く姿勢が求められる。
能力と成果に基づく評価が重要
2010年代
〜2020年代
多様な働き方(複業、リモートワーク、起業)が広がり、
個人のキャリアオーナーシップが重要視される時代
個人の価値観やライフスタイルに合わせた自由なキャリア選択が可能に。
自己成長と市場価値の向上が重視される。

キャリアオーナーシップとは、
自分のキャリアに主体的に責任を持ち、自ら進むべき方向を決め、そのために積極的に行動する姿勢
を指します。

現代のビジネス環境では、個人が自分のキャリアをどうデザインし、成長していくかを考えることが求められています。

キャリアオーナーシップを持つことで、自分の強みやスキルを最大限に活かし、時代の変化に対応して柔軟にキャリアを構築していくことが可能になります。

1. 自己理解を深める

キャリアオーナーシップの第一歩は、自分自身を深く理解することです。
自分の強みやスキル、興味、価値観を把握し、何が自分にとって重要なのかを見極めましょう。
自己理解が進むことで、自分のキャリアをどの方向に進めるべきかが明確になります。

2. 明確な目標を設定する

キャリアオーナーシップを持つためには、具体的で明確な目標を設定することが不可欠です。
SMARTな目標(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性がある、Time-bound:期限がある)を設定することで、行動の指針を持つことができます。

3. 行動計画を立てる

目標を達成するためには、日々の小さな行動の積み重ねが必要です。
行動計画を立て、目標達成に向けた具体的なアクションを明確にしましょう。
計画を実行に移すことで、一歩一歩キャリアを前進させることができます。

4. 複業を通じて新たな可能性を開く

キャリアオーナーシップを体現する方法の一つに「複業(副業)」があります。
複業をすることで、新たなスキルや知識を習得したり、新たな人脈を築いたりすることができます。
また、異なる業界や職種での経験は、自分のキャリアに幅と深みを持たせるための大きな財産となります。
複業を通じて、自分のキャリアの可能性を広げ、新しい成長の機会を積極的に取り入れましょう。

5. 継続的な学びとスキルアップ

現代のビジネス環境は常に変化しています。
そのため、新しいスキルの習得や知識の更新が重要です。
セミナーに参加したり、オンライン講座を受講するなど、継続的な学びを通じて自分の市場価値を高めましょう

6. 定期的なメンテナンスを行う

キャリアのオーナーになるということは、車や家のオーナーと同じように、定期的なメンテナンスが必要です。
自分のキャリアを振り返り、目標の見直しやスキルの棚卸しを定期的に行いましょう。
仕事の進捗状況や自分の成長をチェックし、必要に応じて新しい目標や学びの計画を立てることが大切です。
キャリアオーナーシップを持つためには、このようなメンテナンスを怠らずに続けることが重要です。

キャリアオーナーシップを体現することで、自分のキャリアに対して積極的に関与し、理想の働き方や目標に近づくことができます。
自身の強みを活かしてスキルアップを続けていくことで、仕事への満足度やエンゲージメントが向上し、キャリア全体の充実感を得られるでしょう。

さらに、キャリアオーナーシップを持つことで、変化の激しい時代においても柔軟に対応できる力が身につきます
これは、個人だけでなく、企業にとっても組織全体のイノベーションを促進し、持続的な成長を実現する原動力となります。

キャリアとは、仕事を中心とした人生全体の経験や選択の積み重ねです。

そのキャリアを主体的に築いていくために、キャリアオーナーシップを持つことが重要です。

自己理解や目標設定、行動計画、複業、継続的な学び、そして定期的なメンテナンスなど、
日々の積み重ねがキャリアオーナーシップを体現する鍵となります。

特に、複業を通じて新たなスキルや経験を積み、キャリアの幅を広げることは、
自分の市場価値を高めるだけでなく、変化の激しい時代に柔軟に対応するための大きな力
となります。

また、キャリアのオーナーになるということは、車や家のオーナーと同じように、自分のキャリアを定期的にメンテナンスすることが必要です。
自分の目標やスキルの棚卸し、成長のための新たな計画の立案などを定期的に行うことで、常に前進し続けることができます。
このメンテナンスを続けることで、自分らしいキャリアを築き、理想の未来を実現していく力を育むことができるのです。

キャリアオーナーシップを持つことで、自分自身の成長を楽しみながら、変化の波を乗り越えていくことが可能になります。

これからの時代、キャリアを自らデザインし、主体的に選択と行動を積み重ねる姿勢が、豊かなキャリアを築くための最も重要な要素となるでしょう。

以上が今回、私が受けた「キャリアオーナーシップ」セミナーのまとめです。

最後に、私が印象に残った
「講師の言葉」
を紹介します。

講師の言葉

「ぜひ、今からあなたの屋号を決めて個人事業主(オーナー)として活動を始めてみてください。」

短い言葉でよくまとめられてるなと感じました。

最後まで読んでいただき感謝です。

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