旅行業界の法人営業で、成果を出す人に共通する5つの視点とは?
旅行業界の法人営業で、
「なぜか安定して成果を出し続ける人」がいます。
- 新規でも案件になる
- 価格競争に巻き込まれにくい
- 大型案件を任される
- 周囲から相談される
スキルが突出しているように見えますが、
実は特別なテクニックを使っているわけではありません。
成果を出す人には、
共通する「視点」があります。

視点①「売る前に、どこを見るか」を決めている
成果を出す営業は、
最初から動きません。
まず考えるのは、
- この企業は、今どんな状態か
- どこに“変化の余地”がありそうか
- 旅行を使う意味はどこに生まれるか
いきなり提案せず、
需要のありかを仮説で持つ。
この段階で、
営業の8割は決まっています。
視点②「新規=チャンス」とは考えていない
成果を出す人ほど、
「新規を当たること」自体を目的にしません。
見るのは、
- タイミング
- 組織の変化
- 経営課題の兆し
つまり、
今、話す意味があるかどうか。
ここを見極めない新規開拓は、
ただの消耗戦になります。
視点③「提案より、質問が仕事だと知っている」
成果を出す営業は、
提案を急ぎません。
代わりに、こんな質問をします。
- なぜ今回、この取り組みを考えているのですか
- うまくいかなかった場合、何が起きますか
- 経営として、一番避けたいことは何ですか
これらの質問は、
相手の思考を整理します。
その結果、
- 判断基準が明確になる
- 比較軸が変わる
- 価格が主役でなくなる
質問力=営業力
これは旅行業界では特に顕著です。
視点④「価格は結果であって、原因ではない」
成果を出す人は、
価格の話で消耗しません。
なぜなら、
- 価格競争は
- 提案や条件の問題ではなく
- それ以前の“聞き方”で決まる
と知っているからです。
判断軸を作れなければ、
最後に残るのは価格だけ。
成果を出す営業は、
価格の土俵に乗らない設計をしています。
視点⑤「自分のやり方を、言葉で説明できる」
成果を出し続ける人ほど、
- なぜその企業を狙ったのか
- なぜこの順番で聞いたのか
- なぜこの提案になったのか
を言語化できます。
これは、
- マネジャーに説明できる
- 後輩に教えられる
- 組織に残せる
ということ。
結果として、
個人の成果が、組織の力になります。
私自身の経験から言えること
私自身、JTBで
旅行業界の法人営業に長く携わってきましたが、
最初から成果を出せていたわけではありません。
フルコミッション営業で、
年収100万円にも届かない時期がありました。
転機は、
「もっと上手く話そう」としたときではなく、
「どこを見て、何を聞くか」を変えたときでした。
この5つの視点は、
その遠回りの中で整理してきたものです。
5つの視点は、才能ではない
ここで大事なのは、
これらが才能ではないということ。
- センス
- 根性
- キャラ
ではなく、
構造として身につけられる視点です。
だからこそ、
- 再現できる
- 教えられる
- 組織に残せる
まとめ
旅行業界の法人営業で成果を出す人は、
特別なことをしているわけではありません。
- 見る場所を決め
- 聞く順番を決め
- 判断軸を作り
- 言葉にしている
それだけです。
旅行業界の法人営業を体系的に整理したい方へ
本記事でお伝えした5つの視点を含め、
旅行業界の法人営業について、
- なぜ育たないのか
- なぜ新規が取れないのか
- なぜ価格競争になるのか
- なぜ属人化するのか
を構造として整理した記事を、
以下にまとめています。
👉「旅行業界の法人営業とは?構造・課題・育成方法まで徹底解説」
最後まで読んでいただき感謝です。

