プロセスの可視化で成長を加速!【営業マネージャー必見】~成長の方程式活用法~
こんにちは。
『数字を追わないマネジメント術』実践トレーナーの矢島です。
突然ですが、こんな悩みありませんか?
☑成長のプロセスを可視化出来ない。
☑評価やフィードバックでメンバーに対してうまく説明出来ない。
☑結果、目に見える数字に頼って評価やフィードバックをしてしまう。
私もありました(笑)
でも、これでは本当に重要な成長のプロセスを見逃してしまうことなるんです。
そんな悩みを解消するために、
今回は
私が編み出した
『成長の方程式』
を使って、プロセスを可視化し、効果的にマネジメントする方法を紹介します。
これにより、メンバーの意識も高まり、チーム全体の成長を加速させることができます。
成長の方程式とは?
まずは、私が編み出した成長の方程式を紹介します。
成長の方程式
成長点=挑戦する気持ち × 行動 + 成功点 (1点) または 失敗点 (0点)
この方程式を使うと、営業活動の成長要素を具体的に数値化できるんです。
目に見えないプロセスを可視化することで、チームメンバーの成長を明確に把握しやすくなり、意識が高まるのです。
成長のためのポイント
挑戦する気持ちの重要性
そもそも「挑戦する気持ち」がないと、成長はスタートしません。
挑戦する気持ちが可視化されることで、メンバーは積極的に挑戦する意欲が湧きます。
行動の必要性
挑戦する気持ちがあっても、それを行動に移さなければ何も始まりません。
行動が目に見える形で評価されると、メンバーのモチベーションも上がります。
行動の結果:成功と失敗
行動した結果、成功することもあれば失敗することもありますが、その差はわずか1点に過ぎません。
これは、成長において重要なのは行動すること自体であり、成功か失敗かは大きな差ではないことを示しています。
成功したらそのまま継続し、失敗したら再度挑戦すればよいのです。
このシンプルな方程式が、チーム全体の意識を高め、挑戦を恐れない風土を作り出します。
成長の方程式の活用例
成長の方程式がどのように機能するかを見ていきましょう。
まずはこちらの表をご覧ください。
1: 挑戦する気持ちと行動が共に0点の場合
例えば、営業チームの一員が新しい提案を全く行わず、挑戦する気持ちもゼロだった場合です。
- 挑戦する気持ち: 0点
- 行動: 0点
- 結果: -
- 成長点: 0点 × 0点 = 0点
2: 挑戦する気持ちがあっても行動しない場合
ある営業担当者が新しい市場に挑戦しようという気持ちがあっても、実際には行動に移さなかった場合です。
- 挑戦する気持ち: 10点
- 行動: 0点
- 結果: -
- 成長点: 10点 × 0点 = 0点
ポイントは方程式が
挑戦する気持ち×行動
という掛け算になっているという点。
ですので、この場合も0点です。
3: 挑戦する気持ちと行動が高く成功した場合
営業チームが新しい市場開拓に積極的に挑戦し、成功を収めた場合です。
- 挑戦する気持ち: 10点
- 行動: 10点
- 結果: 成功
- 成長点: 10点 × 10点 + 成功1点 = 101点
4: 挑戦する気持ちと行動が高く失敗した場合
ある営業担当者が重要なクライアントへのアプローチを試みたが、結果的に契約に至らなかった場合です。
- 挑戦する気持ち: 10点
- 行動: 10点
- 結果: 失敗
- 成長点: 10点 × 10点 + 失敗0点 = 100点
成長の方程式のポイント
さて、ここで再度確認してください。
成功した場合と失敗した場合の成長点の差は1点です。
これこそが成長点の方程式の最大のポイントです。
この差が示すのは、成功か失敗かではなく、挑戦し行動すること自体が重要だということ。
成功したらそのまま継続し、失敗してもまた挑戦すればよいのです。
重要なのは、
挑戦×行動をし続けることであり、その結果が大きな成長をもたらすということなんです。
挑戦と行動の年間効果
この成長の方程式を理解すると、挑戦と行動を継続することの重要性がより明確になります。
例として年間を通じて挑戦と行動を繰り返した人と、挑戦しなかった人との差を見てみましょう。
挑戦と行動を継続した場合
仮に、1年間で毎月1回挑戦し、毎回10点の挑戦する気持ちと10点の行動を行い、結果が半分成功(1点)半分失敗(0点)だったとしましょう。
- 毎月の成長点: 10点 × 10点 + 成功1点 = 101点
- 毎月の成長点: 10点 × 10点 + 失敗0点 = 100点
- 年間の成長点: (101点 + 100点) / 2 * 12ヶ月 = 1206点
挑戦しなかった場合
挑戦しなかった人の年間成長点はゼロです。
- 毎月の成長点: 0点 × 0点 = 0点
- 年間の成長点: 0点 * 12ヶ月 = 0点
差異の比較
- 挑戦と行動を継続した場合の年間成長点: 1206点
- 挑戦しなかった場合の年間成長点: 0点
いかがですか?
この差は非常に大きいですよね。
挑戦と行動を継続することで、飛躍的に成長できることがわかります。
営業チームの成長プロセス
この成長の方程式を理解すると、成功と失敗の両方が成長にとって重要であることが分かります。
成功した場合はそのまま継続し、失敗した場合は再度挑戦する。
この繰り返しが営業チームを成長させます。プロセスを可視化することで、メンバー一人ひとりの意識が高まり、挑戦を続けることが当たり前の風土が生まれます。
プロセスの可視化は、全員が同じ目標に向かって進むための強力なツールです。
まとめ
成長の方程式は、挑戦する気持ちと行動の重要性を強調し、成功と失敗の両方が成長にとって不可欠であることを示しています。
この方程式を活用することで、営業チームの成長プロセスを可視化し、効果的なマネジメントが可能になります。
プロセスの可視化は、メンバーの意識を高め、継続的な成長を実現するための重要な鍵です。
営業マネージャーとして、この成長の方程式を活用し、持続的な成功を目指しましょう。
最後まで読んでいただき感謝です。