【感動】40代の挑戦 ~予期せぬ出会いがもたらした、新たな人生の扉~


こんにちは。矢島です。
今回は、私が能登地震の復興支援に携わった際に経験した出来事についてお話ししたいと思います。
この経験を通じて、行動力と自己投資の重要性を改めて感じ、人生を豊かにするためのヒントを得ることができました。

特に、40代50代の皆さんにとって、新たな挑戦への勇気を持つことが、これからの人生を大きく変える鍵になると信じています。


能登地震が発生した翌日、インフラ整備を専門とする会社の社長から「今回もよろしく頼む」という電話がありました。
これまでの経験を活かし、震災復興の支援をするため、私はすぐに金沢に向かいました。
金沢に着いた後、私が勤める会社の金沢支店に挨拶に行くと、名古屋から応援に来ていた一人の社員がいました。
彼は震災復興の仕事に慣れておらず、どこから手をつけていいのかもわからず、電話対応に追われていたのです。

そんな彼に私は自分の経験をすべて伝えました。
これまでの復興支援の現場で学んだこと、
何が優先されるべきか、
どのように行動するべきか。
彼は私の話に耳を傾け、非常に感謝してくれました。

その後、私は本来の目的であった社長との打ち合わせを進め、能登半島を周る3日間で復興支援の段取りを整えました。


震災から約7ヶ月が経過し、私の復興の仕事も少しずつ落ち着きを見せ始めた頃、会社の会議が福井で開催され、私も参加しました。
そこで、私に声をかけてきたのが、あの金沢で出会った名古屋から来ていた社員でした。
彼は私に次のような話をしてくれました。

「矢島さん、あの時の能登地震でのあなたの行動に感銘を受けて、私も何かできないかと考えました。
自分にできることは何か、それをずっと考え続けて、たどり着いた答えが予備自衛官になることでした。
年齢的に厳しいかもしれないと思っていましたが、試験を受けて、結果、合格しました。
これから訓練に入ります。
矢島さんのおかげで、私の人生が変わりました。本当にありがとうございます!」

この話を聞いた瞬間、私は鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。
彼の他者を思いやる心、その行動力に深く感銘を受けました。

多くの人が「何かできることはないか」と考えるでしょうが、実際に行動に移す人はほんの一握りです。

彼のような行動力があれば、彼の今後の人生は間違いなく成功と豊かさに満ちたものとなるでしょう。


この出来事は、私がいつも口にする「サクセスマインド5つの要素」のうち、
特に「スピードが命」と「自己投資」がいかに重要であるかを改めて考えさせられる機会となりました。

  1. スピードが命
    彼が行動を決断し、即座に試験に挑んだそのスピード感が、彼の人生に大きな変化をもたらしました。
    行動を先延ばしにせず、素早く決断し実行することが、成功への第一歩であることを再確認しました。
  2. 自己投資
    彼が自分の時間と労力を費やして予備自衛官になるための試験に挑んだことは、まさに自己投資の一例です。
    自分自身に投資することで、将来の可能性を広げることができるのです。

この話は、特に40代50代のマネージャーにとって、大いに参考になるエピソードだと感じます。
この年齢になると、新たな挑戦に対して不安を感じたり、現状に満足してしまうことも多いでしょう。
しかし、彼のように、行動力を持ち、自分に投資し続けることで、人生を大きく変えることができるのです。

私たちは、経験や知識を豊富に持つ年齢だからこそ、新たな価値を創出する力があるはずです。
そして、その力を最大限に発揮するためには、行動する勇気と自己投資の意識が欠かせません。

この経験を通じて、私は改めて自分自身の行動を見つめ直し、これからもスピード感を持って新たな挑戦を続けていこうと強く決意しました。
40代50代の皆さんも、ぜひこのエピソードを参考にして、人生の次のステージに向けて、積極的に行動していきましょう。

最後まで読んでいただき感謝です。