ストレスを軽減する方法【全体像とプロセス】
前項ではストレスの原因「ストレスは自分(あなた)が生み出している」ということをお伝えしました。
ここからは、ストレスを軽減する方法の全体像とプロセスについて解説していきます。
尚、本章でお伝えするストレス軽減方法の対象は「ヒト」を発端とする事象=人間関係からのストレスに絞ります。
理由は3つです。
1つ目。
ストレスや悩みの原因はそのほとんど、約9割が「ヒト」=人間関係によるものだから。
2つ目。
「モノ」から受けるストレスはモノによって解決できるから。
3つ目。
「コト」から受けるストレス、例えば天災などは自分(あなた)の力で解決することが難しいからです。
逆にいうと、「ヒト」=人間関係から受けるストレスを軽減すると、ほとんどのストレスが軽減されるという事です。
では、ストレスを軽減する方法を詳しく解説していきます。
尚、ストレスにはポジティブなものとネガティブなものが存在しますが、以降解説する「ストレスを軽減する方法」においてのストレスはネガティブなストレスを指します。
ストレスを軽減する方法
「結果、認められる自分(あなた)になる」
ストレスを軽減する方法はズバリ
「結果、認められる自分(あなた)になる」
です。
なぜ、この方法が有効か。
それは、
全ての人間が「認められたい」という承認欲求を本能で持っていて、その欲求を満たせばストレスを感じないから
です。
んっ??
欲求を満たせばストレスは感じない?
分かるようで分からないと思いますので、
「なぜ、欲求を満たせばストレスを感じないか」
という点について詳しく解説します。
尚、全ての人間が「認められたい」という承認欲求を本能で持っているという点については第1章「脳」を知る【人間脳】で解説してますので参照ください。
欲求が満たされない=ストレス
ストレスは自分(あなた)が生み出している事は前項でお伝えしたとおりですが、その根源にあるものは、欲求が満たされない=ストレスという概念です。
つまり、ストレスは欲求が満たされない時に感じるということ。
例えば、
「スマホで動画を見たいのに充電がなくなって見られない」
「傘をさしたいのに傘を忘れてしまい傘をさせない」
「1分後出発する電車に乗りたいのに前が詰まっていて電車に乗れない」
「電車の座席に座りたいのに満員で座れない」
「メールの返信が欲しいのに返事を返してもらえない」
これらは全て「○○したいのに○○ない」という状態です。
「○○したい」という欲求に対し、「○○ない」となっていて欲求が満たされていません。
このような欲求が満たされていない状態で私たちはストレスを感じるのです。
まずは、欲求が満たされない=ストレスという概念をおさえておきましょう。
欲求を満たせばストレスは軽減できる
では、ストレスを感じないようにするにはどうするか。
それは、シンプルに
「満たされていない欲求を満たしてあげれば良い」
です。
何事も原因に対して対処することで物事は解決します。
例えば、前述したスマホで動画を見られない場合のストレスは、ポータブル電源等で充電でき動画を見ることができればストレスは無くなります。
傘をさしたいのにさせないというストレスに対しては、傘を購入するなど傘を手に入れれば、こちらもストレスは無くなります。
このようにストレスは
「〇〇したい」という欲求に対し「〇〇できる(できた)」
という満たされない欲求を満たすことでストレスを無くすことが可能です。
ただし、この欲求を満たせばストレスを無くせるという概念は「モノ」と「ヒト」から受けるストレスに限定されます。
コトから受けるストレスだけはそもそも解決が困難です。
モノ・コト・ヒトのストレス
モノから受けるストレスはモノで解決できる
前述した例のスマホで動画が見れないや傘が無いなどのストレスはモノから受けるストレスで、モノから受けるストレスはモノによって解決が可能です。
コトから受けるストレスは解決するのが困難
では、コトから受けるストレスはどうでしょうか。
例えば、
「雨が降っていて不快だというストレス」。
解決方法としては「雨を止ませる」という事になりますが、天候を変えるなどということは不可能ですよね。
自分(あなた)の力ではどうにもなりません。
このようにコトから受けるストレスは解決することが極めて困難です。
ヒトから受けるストレスは承認欲求を満たすことで解決できる
そして最後に本章の本題でもある「ヒトから受けるストレス」。
ヒトから受けるストレスはモノ同様、欲求を満たすことで解決(軽減)することが可能です。
ここからが本題ですので、おさらいをしましょう。
ストレスを軽減する方法は
「結果、認められる自分(あなた)になる」
でした。
この方法が有効な理由は
全ての人間が「認められたい」という承認欲求を本能で持っていて、その欲求を満たせばストレスを感じないから
です。
ヒトから受けるストレスは「認められたい」のに「認められない」ということが原因です。
そして、
解決方法は、「認められたいという欲求(承認欲求)を満たす」
です。
では、ヒトから受けるストレスについて詳しく見ていきましょう。
認められている環境ではストレスを感じない(ストレスフリー)
人間は認められている環境ではストレスを感じません。
想像してみてください。
仕事や家庭、日常の生活の中で、自分(あなた)の行動、言動、全てが認められている環境だったとします。
そのような環境であったならば、ストレスを感じることはあるでしょうか。
例えば、
会社の会議で自分(あなた)の発言が満場一致で承認された。
自分(あなた)がやりたい仕事を上司にお願いした時、上司から
「自分(あなた)なら安心だ。頼む。任せたよ。」
と言われた。
自分(あなた)が妻や子供、家族から尊敬され、家族から
「自分(あなた)の様な生き方をしたい。自分(あなた)の生き方が私達家族の目標だ」
と常に言われている。
これらの環境、ストレスフリーですよね。
現実的には全て認められる環境というのは存在しないのですが。
逆に、自分(あなた)が全てを認めてもらえない環境にあったらどうでしょうか。
例えば、
仕事で自分(あなた)の発言がいつも全否定される。
やりたい仕事を上司にお願いしても、上司から
「自分(あなた)には無理。任せられない」
と言われる。
家族から尊敬されることもなく、家族から
「自分(あなた)の様にはなりたくない」
と常に言われている。
この環境、毎日がストレスですよね。
このように、ストレスは自分(あなた)が「認められる」環境にいることで軽減することが可能です。
つまり、認められる環境を作り出せばストレスは軽減出来るということです。
結果、認められる自分(あなた)になるの「結果」が最も重要
そして、最大のポイントは、「結果」認められる自分(あなた)という点。
もう一度言います。
「結果」
認められる
です。
詳しくは本章の中で解説していきますが、この「結果」というのが、本当に重要ですので必ずおさえておいてください。
私はこの「結果」認められるということに気づくまでに約10年の年月を費やしました。
そして、これに気づいたことでストレスは軽減され、私の人生は大きく変わりました。
この後の人生においても私はこの方法を手に入れたことでストレスを感じることがあっても、ストレスによって気持ちがどん底に落ちることはないという自信があります。
ストレスを軽減させる具体的手法
私のことはさておき、具体的な手法をお伝えしていきます。
コンフォートゾーンの移動とコンフォートゾーンの拡大
その手法は
「コンフォートゾーンの移動」
と
「コンフォートゾーンの拡大」
です。
このストレスを軽減させる2つの手法を身に着け実践することで間違いなくストレスは軽減されます。
しかも無料で。
が、この手法を実践するには全体像を把握、理解し4つのプロセスを踏まなくてはなりません。
なぜなら、プロセスを省いて、上辺だけの知識で行動をしてしまうと逆効果になるからです。
何ごともプロセス、基礎は重要です。
ストレスを軽減する方法の【全体像とプロセス】
こちらが、ストレスを軽減させる方法の全体像とプロセスです。
まずは
フェーズ1。
「ストレスの原因」を理解することです。
これは前項でお伝えした通り、
「ストレスは自分(あなた)が生み出している」です。
しっかりと押さえておきましょう。
次に
フェーズ2。
「ストレスを軽減する方法の土台となる思考」を自分(あなた)の意識に取り入れることです。
その思考が
「他人と過去は変えられない」です。
それに関連する思考として
「課題の分離」と「事実はひとつ。解釈は無限」です。
この思考を理解するだけでも心は軽くなります。
そして
フェーズ3。
「ストレスを軽減する具体的手法」です。
具体的手法①「コンフォートゾーンの移動」
具体的手法②「コンフォートゾーンの拡大」
この2つの手法を実践することでストレスは間違いなく軽減されます。
最後に
フェーズ4。
ゴール「人生が変わる」。
日々感じているストレスのほとんどが軽減され、目の前は明るく、毎日ワクワクした人生を手に入れることができます。
私が10年費やし生み出した手法を余すことなくお伝えしますので、ぜひ学んでみてください。
次項では、フェーズ2の「ストレスを軽減する方法の土台となる思考」を解説していきます。