大企業が強い理由は「研修をやる文化」にある ~独立して気づいた、人財育成のリアル~

独立して3か月が経ちました。
おかげさまで、月15日程度は研修に登壇させいただいてます。

で、今日はその3か月で気づいたリアルなお話をしますね。

ではどうぞ!

研修講師を本業にして3ヶ月。
実際に多くの企業を回って、強く確信したことがあります。

それは、

大企業が強い理由のひとつは、「研修をやる文化」にある

ということ。

そして、これは中小企業でも同じです。
業績がいい会社、風土がいい会社は例外なく研修をやっている。
現場に入り続けて、今リアルに感じています。

◆研修は「即効性がない」から軽視される

多くの企業は、売上が落ちると教育投資から削りがちです。
「研修ってすぐ結果が出ないよね?」
「今は現場にいてくれないと困るんだ」

その気持ちはよく分かります。私もそうでした。
でも、それは本質とは逆なんです。

研修とは未来への投資。
人が変わるから、組織が変わり、数字が変わる。
時間差で効いてくるものです。

◆大企業は知っている。「人がすべて」

私も大企業に約30年いました。
新人から管理職まで段階的に研修がある。
常に学ぶ環境があり、上司も部下も磨かれていく。

強い会社は、

人への投資を“当たり前”にしている

すごくシンプルな話です。

◆中小企業こそ、研修で化ける

独立してから中小企業にも多く関わりました。
そこでは、採用難、離職、コミュニケーション不足など
課題が一気に押し寄せています。

でも、変化の兆しは研修から始まる。

  • 言語が共通化される
  • 叱り方・ほめ方に一貫性が生まれる
  • 部署間で協力が生まれる

人が変わると、会社が動き出す。
これはもう確信です。

◆私がマネージャー研修に必ず入れること

私は、コミュニケーション研修を必ず入れています。
階層に関係なく必須です。

なぜか?

コミュニケーションはすべての土台だから。

これが欠けた状態で指導スキルを磨いても、
何も刺さらない。

「コミュニケーションって何ですか?」と聞いてみると…

多くのマネージャーから返ってくるのは、

  • 会話
  • 対話
  • 報連相
  • 交渉

もちろん大事です。
でもそれは 表面

本質はこうです。

分かち合うこと
共有すること
共感

◆共感無き指導は、響かない

正しいことを言っても、
伝わらなければ意味がない。

例えるなら…

“燃料(共感)のないエンジン(指導スキル)”

アクセルを踏んでも動かない。

むしろ摩擦と反発が強くなるだけです。

◆実際に起きた変化

ある会社でのマネージャー研修。
部下がすぐ辞める部署がありました。

上司の言い分はこうです。

「私は正しいことを言っているだけです」

その通り。
でも部下側は、

「気持ちを全くわかってもらえないまま正論をぶつけられる」

つまり、共感が欠落していたんです。

そこで私は
DESC法を使い、事実と感情を整理しながら、
部下の立場を認める伝え方を実践してもらいました。

すると数週間後…

  • 部下からの相談が増えた
  • トラブル前に共有されるようになった
  • 課の雰囲気がガラッと変わった

コミュニケーションただそれだけで。
すべてが前に進み出したんです。

◆新人だけが学ぶと思われている問題

中小企業だけでなく、大企業でも多い誤解です。

「コミュニケーション研修?新人がやるやつでしょ?」

違うんです。
管理職こそ学ばなければいけない。

大企業は研修があるから
いつか気づける環境があります。

しかし中小企業は…

知らないまま、変わらないまま、終わる

この差は本当に大きい。

◆人が変われば会社が変わる

研修で変わるのは、その日だけじゃありません。

  • 部下との会話が変わる
  • 空気が変わる
  • 心が軽くなる
  • 動き出す
  • 組織が変わる
  • 数字に効いてくる

すべてがつながっている。

◆結論:人に投資できる会社だけが生き残る

研修は「贅沢品」ではなく、
会社の未来を守るための「必要投資」。

そして…

コミュニケーションこそ、研修の中でも最優先に学ぶべき分野
すべての土台だから

私は、現場でその現実を見続けています。

◆おわりに

人が育つから、会社が伸びる。
これからも企業の皆さまと一緒に、未来をつくっていきたい。

良い組織は、必ずつくれます。

最後まで読んでいただき感謝です。