旅行業の法人営業が「きつい」と言われる本当の理由|それでも続ける価値がある仕事
旅行業の法人営業について調べると、
よく出てくる言葉があります。
「きつい」
- 新規開拓が大変
- 案件が複雑
- 条件調整が多い
- トラブルもある
確かに、楽な仕事ではありません。
実際、旅行業界で法人営業を経験した人なら、
一度はこう思ったことがあるはずです。
「この仕事、なかなか大変だな」と。
しかし長くこの仕事を続けてきた立場から言うと、
「きつい」と言われる理由は、
実はこの仕事の本質でもあります。

理由① 案件がシンプルではない
旅行業の法人営業は、
商品をそのまま売る仕事ではありません。
企業の目的によって内容が変わります。
例えば
- 社員旅行
- 研修旅行
- インセンティブ旅行
- 国際会議
- 視察
- イベント
それぞれ
- 参加人数
- 日程
- 予算
- 安全性
- 社内調整
など、考える要素が多い。
つまり
「考える営業」になります。
ここが大変なところでもあり、
この仕事の面白さでもあります。
理由② 意思決定者が複数いる
旅行業の法人営業は、
一人の担当者だけで決まることは少ないです。
例えば
- 総務
- 人事
- 経営層
- 現場責任者
それぞれの意見があり、
それぞれの事情があります。
だから営業は
- 調整
- 説明
- 合意形成
を進めていく必要があります。
このプロセスは
確かに簡単ではありません。
しかし、ここを乗り越えると
単なる取引ではなく
信頼関係
が生まれます。
理由③ 新規開拓が簡単ではない
旅行業界では
「新規を取ってこい」
と言われることがあります。
しかし実際は
- 既に他社が入っている
- 長年の付き合いがある
- 価格だけでは動かない
というケースが多い。
だから
- 誰に
- 何を
- どう聞くのか
がとても重要になります。
ここで必要になるのが
質問力です。
私は営業研修でもよく話しますが、
営業は「話す力」より
「聞く力」
の方が重要です。
理由④ 責任の大きい仕事
旅行は
「体験」です。
だから
- 手配ミス
- トラブル
- 天候
- 事故
などのリスクもあります。
営業は
- 企画
- 手配
- 現地
- 終了後
まで関わることも多い。
責任が大きい仕事です。
しかしその分、
旅行が成功したとき
お客様から
「ありがとう」
と言われる仕事でもあります。
でも、この仕事は「きついだけ」ではない
ここまで読むと
「やっぱり大変そうだ」
と思うかもしれません。
しかし私は
この仕事をやってきて本当によかったと思っています。
理由はシンプルです。
人として強くなるからです。
旅行業の法人営業は
- 人に会う
- 話す
- 調整する
- 場をつくる
この繰り返しです。
その結果、
- 人に慣れる
- 相手を理解する
- 空気を読む
- 関係を築く
こうした力が自然と身につきます。
これはどの業界でも使える
ポータブルスキル
です。
大変だからこそ、成長できる
正直に言います。
旅行業の法人営業は
決して楽な仕事ではありません。
でも私は、
この仕事ほど「人として成長させてくれる営業」を他に知りません。
- 人に会う
- 話す
- 調整する
- 場をつくる
そんな仕事です。
だからこそ
私はこの仕事をやってきてよかったと思っています。
旅行業の法人営業を構造で理解したい方へ
旅行業界の法人営業は
- なぜ育たないのか
- なぜ価格競争になるのか
- なぜ属人化するのか
など、構造的な課題があります。
その内容をまとめた記事を
こちらに整理していますので
よければ読んでみてください。
最後まで読んでいただき感謝です。


